本日は、フランスのalternanceについて簡単にリサーチしてみたのでまとめてみます。
このalternance制度は、個人的には日本でも有って然るべきだと思っており、興味を持っています。
何よりこの制度があることで、キャリア変更時の負担を減らすことや、キャリアの選択肢を増やすことができると思われます。
また、オンラインのプログラミングスクールが最近乱立してきていますが、差別化ポイントとして教育を如何に安く提供するかが争点になってきたりしています。
何れにしても私はど素人なので、以下で情報をまとめながら勉強していこうと思います。
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そもそもalternance (アルテルナンス)とは何なのか
alternance (アルテルナンス)については、AAAという語学教育を提供しているサイトが参考になります。
AAAのサイト:https://aaaparis.net/ja/the-introduction-of-alternance/#/
簡単に私の方でalternance (アルテルナンス)を解釈すると、
- alternance (アルテルナンス)とはフランスの教育方法の1つ
- 高等教育機関での学習を週2つか行い、会社での研修を週3日(35時間)行う
- 高等教育機関の費用はOPOCが払う、会社から給料を月15万くらい貰える
コアコンセプトはシンプルですが、こんな感じです。
これ見ただけでも、私からするとメチャクチャ参加したい制度です。
また、この制度があれば、プログラミング未経験の転職プロセスが大きく変わると思われます。
日本での従来の転職プロセス
いわゆるプログラマー転職の大きな壁ですが、「企業はプログラミング未経験で見込みがない人を雇いたくないので、中途ではチーム開発や個人開発経験がある人しか拾わない」というものがあります。
なので未経験者の方は、見込みがあることや知識がある事を示すために、
- 個人開発 or ポートフォリオ作成のために長期間オンラインスクールに通う
- 就活する
となっています。
alternance (アルテルナンス)での転職プロセス
一方で、alternance (アルテルナンス)が有った場合のプロセスを考えると、
- 大学などでの教育で専門知識を身につけながら、企業で実務経験を積む
- 就活する
となっています。
このプロセス1での支出の違いが、日本でのエンジニア転職とフランスでのエンジニア転職の大きな違いと言えるでしょう。
alternance (アルテルナンス)利用者の体験談
実際のalternance (アルテルナンス)利用者の体験談もいくつかあったので、参考リンクを載せておきます。
実際の利用者の声が、一番参考になりますね。
フランスで大学院に通う際にalternance (アルテルナンス)利用
フランスでパン屋就職の際にalternance (アルテルナンス)利用
おわりに
alternance (アルテルナンス)だけを見たら単一企業では提供できませんが、この制度自体は就活者のペインポイントの解消にドンピシャなのは間違いありません。
日本でもこのような制度が出てくるともっと良いキャリア形成や人生になっていくのではないでしょうか。